長らく西高東低の時代と言われていたNBA。
しかし今年のNBAを見ているとそこそこ均等になってきたのではないかと感じる。
2018年の夏、レブロンがレイカーズに移籍したことによって、当時のスター、KD、レブロン、ハーデン、カリー、あたりが全員ウエスタンカンファレンスにいるという自体に。
2019年にKD、レナードが、2021にハーデンがイーストに移籍したことでそれに加えヤニスエンビードとスターが増えた感じがある。
今シーズンの優勝候補は?
今シーズンの優勝方補は、昨年王者ロサンゼルスレイカーズを筆頭に、クリッパーズ、調子のいいジャズ、シクサーズ、ネッツ、バックスの5チームあたりだと予想される。
ロサンゼルス・レイカーズ
レイカーズは、現在BIGデュオの片方、アンソニーデイビスが怪我中だが、万全な状態で帰ってきた場合カンファレンスファイナルは固いだろうと予想される。
レブロンも衰える気配がなく、チーム層も厚い。2連覇に期待だ。
ロサンゼルス・クリッパーズ
クリッパーズはレナード、ポールジョージの二大エースの活躍が目立つシーズンである。
特にシーズン初めは二人揃って50/40/90を達成していると言うとんでもない状況だった。
(50/40/90とは、フィールドゴール50%、3pt40%、フリースロー90%で決めていること)
昨季は散々期待外れと馬鹿にされたクリッパーズ、今シーズンこそダブルウイングエースは実力発揮できるか。
ユタ・ジャズ
そしてNBA界を騒がしているのがジャズだ。
27-7と現在ウエスト首位を独走中。 強いの一言に限る。
特にこのチームがすごいのは、スーパースターが1人もいないところだろう。
ミッチェル、ゴベアを中心に、ボグダノビッチ、イングルス、クラークソンと現代的ランクづけでいくとSの選手はいないが、Aの選手が多いという印象がある。
このチームがどこまで行くか注目だ。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
お次はフィラデルフィアシクサーズ。
毎年「メンバーがすごい」や、「優勝候補」と言われつつ良い結果を残せなかった雪辱をついに今年晴らせるか?
今シーズンはエンビードが活躍しており、このまま優勝した場合MVP確実、3Pが打てる万能ビッグマンということで歴代ビッグマン論争に加わることも間違いない。
シモンズ、エンビードのダブルエースで優勝できるか。
ブルックリン・ネッツ
最後は今大注目ブルックリンネッツだろう。
今までバランスの良いBIG3というチームは何度か見てきたが、これだけ攻撃力の高い3人を集めたチームは初めて見た。
歴代最高ハンドリング、カイリーアービング。
ジョーダンに次ぐ平均得点を誇る得点王ジェームズハーデン。
得点王4度、歴代最高アンストッパブル、ケビンデュラント。
最初はボールが足りない、絶対合わないと言われていたこのチームだが、ハーデンがPGとしてパスさばきをすることでうまくまとまりだしたようだ。
取ろうと思えばいつでも得点できるPGに、止められないSGとSF。間違いなく強い。
ディフェンスさえ改善できればカンファレンスファイナルは硬そうだ。
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